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学校のプロジェクトの展示でモニターのケーブルを延長する必要がでた。
でも、VGAケーブルの延長ケーブルは高いので(買えなくは無いが予算が…)
どうにか安価に出来ないかと調べて見たところ、面白い記事にぶちあたった。
MAKE: Japan: LANケーブルをVGAケーブルにする方法
ちょうど自宅に長いLANケーブルもあり、使う予定も無いので利用することに。
まずは仕組みの研究。
どうやら単純に線を延ばすだけで特に回路は不要なので製作は簡単そう。
記事の回路や D-SUB 15pin のピンアサインを見て見ると、
15ピン全部繋げなくてもモニターに出力できるようだ。
モニターを映すのに必要なのは 1,2,3,5,6,7,8,13,14 の9ピン
そのうちの 5,6,7,8 はGNDなので、まとめてしまうことも出来るようだ。
LANケーブルは8ピンなのでGNDをまとめれば延長ケーブルに利用できるということだ。
さて、材料。
思いのほかケースが小さかったのと、繋げればいいだけなので基盤は使わなかった。
メスコネクタだと最低でもケーブルが二本必要になるのでオスコネクタで作れば
パソコンやモニター本体に干渉しなければVGAケーブルなしで使えるだろう。
コネクタ用にケースに穴あけ。
ドリルで穴を開けてニッパーで切りヤスリで整えるミニ四駆クオリティ。
配線はVGAコネクタのピンがそれぞれ対応するように繋げるだけ。
LAN側はどのように割り当てても問題ない。
固定にはホットボンドでケースに収める。便利だなぁコレ。
一応アルミテープを内側に貼り、アルミホイルで導線を包んだ。
そんなんでもシールド効果はあるだろう、と思う。
↑ GNDの 5,6,7,8 を一まとめにしたもの。
↑ MAKE:Japan の記事のように、5,8,10 pinをまとめ、6,7 pinを分割。
実験映像を同じような画像にするべきだったな…。
最初に作った 5,6,7,8 pinをまとめたやり方だと写真のようにひどくゴーストが出た。
RGBのGNDを可能な限りわけて10pinもGNDに落とすやり方にすることで多少改善できた。
それでもゴーストがひどい…。特に白と黒のような差が激しい映像は使い物にならない。
MAKE: Japanの記事にはそれほどひどい映像のようなことは書いていないので、
今回は自分の作り方が悪かったのか、ツイストペアのケーブルを使えばよかったのか。
まぁ、今回は失敗に終わってしまったけども、機会があれば改良を重ねたいと思う。
無いと思うけど…。
で、結局 D-SUB 15pin のメス-メスのジェンダーチェンジャーを買ってきて、
あまってるVGAケーブルを継ぎ足した。
このほうがキレイに映るし、あまってたケーブルの資源を活用できてベスト。
最初からそうすりゃよかった…